「wantedlyを契約しているけど、ストーリー機能って使っていないな…」
そんな企業さんも多いと思います。
実際に私がwantedly運用について相談を受けた中でも、募集記事は定期的に更新しているけど、ストーリー記事は全く使っていない企業さんも少なくありません。
私はストーリー機能を駆使すれば、採用が変わると本気で考えています。そんなストーリー機能について、今回から複数回に分けて皆さまにお伝えしていきます。
今回は第一弾として、「ストーリー機能をなぜ使うべきなのか」を解説していきます。
この記事でお伝えすること
・wantedlyストーリー機能の概要
・ストーリー記事を作るメリット
自社の想いとマッチした人材と出会うためのストーリー記事
ストーリー機能とは、企業の中身を具体的に伝えるブログ機能です。
募集記事と比べて、メンバーの考え方や会社立ち上げの背景、一日の仕事の流れなど、
とことん自社について掘り下げた記事を投稿するのが特徴です。
ところで、10人規模の企業が良い人材に出会うために必要な条件って何でしょうか?私は、求職者の想いと企業の想いがマッチしている状態だと考えています。
大企業ならば、良い待遇やネームバリューなどで優秀な人材が応募することも多いと思いますが、10人企業の場合、異なりますよね。10人企業にとって、採用する1人はこれから一緒に会社を作っていくコアメンバーなわけです。そこで一番重要になってくるのは、求職者と企業のが同じ想いや理想を持っていることだと考えています。
そして、求職者の想いと企業の想いがマッチしている状態を叶えるための第一歩として、求職者に自社の思いに共感してもらうことが必要です。
ストーリー機能では、自社の魅力や想いを深掘りして伝えることができるからこそ、求職者の「共感」を呼ぶことができます。
書くテーマに縛りはないので、自社のイメージを前面に表現することができます。
「ストーリー機能」でよく目にするテーマ
創業ストーリー/社員インタビュー/サービスについての深掘り
働き方やオフィス環境について/自社サービスについて
ストーリー以外のwantedlyの機能が気になる他は、こちらの記事をぜひご覧ください。
20代キャリア軸から考えると、ストーリー記事投稿が最適!?
さらに近年、採用市場も少しずつ変化していること、ご存知でしょうか?
数十年で求職者が会社選びで重視する点が、「収入」から「有意義な仕事」へと変化しているのです。
それでは、求職者はどのような仕事が有意義だと感じるのでしょうか?その答えの1つは「自分が描くビジョンにマッチした仕事ができること」だと私は考えます。
求職者が自分のビジョンと企業の想いがマッチしているかを判断する材料として、ストーリー記事で代表されるこれらの情報が重要になってくるのではないでしょうか。
「ストーリー機能」でよく目にするテーマ
創業ストーリー/社員インタビュー/サービスについての深掘り
働き方やオフィス環境について/自社サービスについて
自分のビジョンやキャリア軸を明確に持つ20代が増えてきた今、ストーリー記事で自社の想いを全面アピールしちゃいましょう。
メリット①:多くの求職者に届く仕組み
求職者に共感してもらうためには、多くの求職者に記事が届くことも重要ですよね。Wantedlyでは会社の規模に関わらず、ストーリー記事を多くの求職者に届けることが可能です。
Wantedlyは「会社をフォローしている方」へ記事を更新した時に、通知が届くシステムになっています。フォロワーが500人いるとすると、更新した瞬間にその500人へ記事を届けることが可能なんです。
フォロワーはストーリー記事や募集記事を定期的に更新することで、獲得することができるので、ここはコツコツと積み上げる必要があります。
メリット②:見やすい記事に仕上がるサイトデザイン&応募への導線が優秀
さらに、求職者に共感してもらうためには、分かりやすく記事を書くことが必要です。その点で、Wantedlyは画面UIが良く、文章を書いて写真を入れるだけで、見やすい記事に仕上げてくれます。
またWantedlyでは、募集記事だけではなくストーリー記事からも応募することが可能なんです。ストーリー記事をよくよく見ると「話を聞きにいきたい」の応募ボタンがあります。
「お、この会社いいな…!」と求職者が思った瞬間に応募してもらえる導線もしっかりとしています。
効果:自社の価値観に合う人材の応募が増える=ミスマッチが減る!
私が考えるストーリー更新の効果
・自社の想いに共感してくれる人材が集まる
・応募数が増える
・Wantedlyのフォロワーが増える
ストーリー記事を更新することで、自社の想いに共感してくれた人材からの応募が増え、逆に自社の想いや価値観に全く合わない人材からの応募が減ります。よって、応募者のマッチ度合いが高まり、採用時のミスマッチを減らすことができます。
また、先ほども少しお話しした通り、Wantedlyではフォロワー数が重要な指標となってきます。ストーリー記事では、お気に入り登録されることでフォロワーを増やすことができます。
ストーリー記事で「この会社ちょっと面白いな、ちょっと気になるな」とフォローしてもらい、募集記事でがっつり応募を狙いにいく、なんて作戦もアリですね。
まとめ
最後に、今回お話ししたことのまとめです。
ストーリー記事が10人企業にとって欠かせない理由
①ストーリーは自社にベストマッチした人材と出会うための手段
②20代のキャリア軸から考えると、ストーリーで自社の想いをアピールすべき
③ストーリー記事は多くの求職者に届く
④wantedlyなら、見やすいデザインと応募への誘導◎
⑤ミスマッチを減らすことができる
この記事が、ストーリー記事を投稿するきっかけになれば幸いです。
ただ、いきなり完璧な記事を書くことはできません。まずは、100文字でも書いて投稿してみて、ストーリー記事を作成する感覚を掴んでみてください。
今回の記事を第一弾とし、今後はストーリー記事の書き方や共感を呼ぶテーマ、効果的な投稿方法などについても、発信していきます。